毎年開く「佐久市短詩型文学祭」の運営委員と野沢中1年生は9日、俳句作りを通した交流会を行った。
文学祭の運営委員のほか、市内で俳句を学ぶ人も「指導協力者」として参加。合わせて約30人が同校を訪れ、生徒に俳句作りをアドバイスした。
交流は今年で6年目。日頃公民館で学習活動をしている人と交流を行うことで、短詩型文学を楽しみ、生徒に大人になっても学習を続けてほしいという願いを込めて続けている。
「俳句を作るのは今回が2回目」という1年生の鈴木那癒さんは、「語句の組み合わせが難しい」と頭を悩ませながら、運営委員のアドバイスで、『鈴虫や 君の歌声 奏でよう』という1句を完成。「いい句ができた」と、満足そうに笑顔を見せた。

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