小諸署(降旗大造署長)は、「災害の予防」をお題にした川柳作品を募集している。「市民に防災などに関心を持ってもらい、安心安全のまちづくりに役立てたい」という初めての試みだ。
取り組みを始めたのは今年3月。ちょうど「交通死亡事故ゼロ千日」を目指していた頃で、「千日」の「せん」から「川柳」の発想が生まれたという。3月、4月、5月の3ヵ月間は、「交通事故防止」をお題に作品を募集。署員からの投句が多かったが、徐々に一般からの作品も増え始めている。
7月末までのお題は「災害の予防」で、作品には名前、住所、電話番号を書き添える。同署入口に手作りの投句箱を設けているほか、「お近くの交番に届けてもらっても、署にFAXで送って下さっても大丈夫です」と田畑邦博警備課長(59)。「ブームになったサラリーマン川柳の“小諸署バージョン”といったもの。気軽に作品を寄せてほしい」。
作品は審査の上、優秀句を署に掲示するほか啓発活動にも役立てる。問い合わせは同署(電話0267・22・0110)。

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