佐久市長土呂公会場で、毎週土曜日の午後に開いている「長土呂囲碁教室」(竹内仁代表)。年齢、性別、経験問わず誰でも参加できる教室で、囲碁人口が増えつつある隣の小諸市に習い、「佐久にも囲碁の輪を広げたい」と立ち上げた教室だ。
教室は4月末に開講。同教室代表で、日本棋院東信本部長の竹内仁さん(75)は、小諸市の本町でも同様の教室を5年前から開いており、「小諸はだんだんと人が集まり、輪が広がっている状況。次は、地元にも貢献しようと、自分の住む長土呂区を会場に教室を立ち上げた」という。
盆行事で公会場を訪れた際、たまたま対局の場面に出くわし、囲碁を体験したという井出悠君(佐久平浅間小3年)は、「やってみたら、とても楽しかった」。弟の心桜(こう)君(同1年)と一緒に教室に参加するようになり、竹内さんの指導で対局を楽しんでいる。「囲碁は、集中力や忍耐力、洞察力を養うのにも役立ちます」と竹内さん。
教室の参加者は日によって、「増えたり、減ったりの状況」。ただ、「継続する事が大切」とし、「今後も長く続けていきたい」。 教室は、同区公会場1階で毎週土曜日の午後1時から3時まで開講。区民以外の参加も可能。参加費は会場使用料で1回百円。子どもは無料。

長土呂囲碁