五穀豊穣や天下太平を願う佐久市湯原の湯原神社で行われる伝統芸能「式三番」は24日に開き、この日に向け練習を重ねてきた地元住民が、見学に足を運んだ百人近い観衆を前に力強い舞を披露した。
面の箱に貼られた紙に、墨書で宝暦4年(一七五四)とあることから、この年に始まったとみられる。昭和56年には県重要無形民俗文化財の指定を受けている。式三番を演じるのは男性のみで、役者は翁役や笛、鼓など11人。湯原の7地区から集まった14人で作る保存会(平林初男会長)が中心となって伝統を守り続けている。
会場には地域の子どもたちも大勢見学に足を運んでおり、平林会長は「いずれは今見ている子どもたちにもしっかり引き継いでもらえるよう、守っていきたい」と話していた。

会場には多くのカメラマンも詰め掛けた

会場には多くのカメラマンも詰め掛けた

さ・湯原式三番(舞台で舞踊)