昨年末に通行可能になった新しい佐久橋。同橋の建設にあたり、旧橋のたもとにあった佐久市下県区のゲートボール場の敷地が削られ、使用できなくなっていたが、このほど新しい「下県区ゲートボール場」が完成した。
もともとは架け替え工事で埋め立てられてしまう予定だったが、下県区のゲートボール愛好家で作る「下県交友会」の木内一夫会長(81)は「ただでさえゲートボール人口が減っている中、プレーできる場所まで減っては寂しい」と継続を要望し、新たに整備することが決まった。先月には下県区と今岡区民による新ゲートボール場完成記念の交流試合も行った。
木内会長は「ゲートボールは5人1組なのでチームワークとコミュニケーション力が必要。また作戦が必要で頭を使うのが高齢者にとって良い点」と話し、「ゲートボールの普及、競技人口の増加につながる施設になるようしっかり管理する」と話していた。

完成記念で行った下県区と今岡区民の交流試合

完成記念で行った下県区と今岡区民の交流試合