佐久市望月の養護老人ホーム「佐久良荘」(高橋正人所長)が毎年行う節分豆まき。入所者のうち、その年の年男・年女が施設内を回り福豆をまくが、今年の対象者は男性1人・女性9人の計10人で、そのうち、実に5人が今年96歳を迎える「ご長寿」だった。
豆の代わりに小袋に入った甘納豆を投げるのが特徴で、鬼役も入居者が務める。年男・年女の高齢者は、職員と一緒に施設内をくまなく回り、「鬼は外、福は内」の大きな掛け声とともに、元気いっぱいに邪気を追い払った。
ちなみに、同施設の定員は80人で、その約8割にあたる63人が女性。最高齢は101歳の竹重千代さんで、「こうした状況を見ても、女性の方が長生きなのが分かります」。
※同施設では現在看護師を募集している。詳細は(電話0267・53・2473)まで。

ご長寿豆まき

年男・年女のみなさんや鬼役を務めた入所者ら