「次は甲子園」の期待
小諸商業高校野球部(上原賢哉主将・65人)が、春の北信越高校野球長野県大会で、昭和31年秋季大会以来、61年ぶりとなる優勝を果たした。6月3日(土)から新潟県で開く北信越大会での活躍はもちろん、夏の高校野球大会での甲子園出場に、小諸市民や同校同窓会(高見沢敏光会長)の大きな期待がかかる。
北信越大会では上田西高や東海大諏訪などの強豪にも勝利。18日、優勝を決めた同部メンバーが学校へ凱旋すると、山口智之校長はじめ教職員や部活動をしていた生徒、球場まで応援に出向いた高見沢会長はじめ同窓会役員らが出迎えた。
同部の上原賢哉主将(17)=御代田町=は、決勝戦が10対7だったことを振り返り、「10点を取っても最後は3点差まで詰められた。勝つことの大変さがよく分かったし、この経験は次に繋がる」とし、「結果に満足することなく、北信越大会や夏の甲子園出場を目標に、生活面でもしっかりしたい」と決意を述べた。

小商が優勝