佐久市中込の小林英登さん(77)が約200坪の敷地に整備したバラ園が花の見頃を迎え、多くの地域の人が鑑賞に訪れている。
バラ園はもともと畑だった場所で、平成23年からコツコツ整備を続けてきた。最初は「中野市のバラ園で買ってきた6本の苗を植えたところから始まった」というが、現在は150品種にまで増え、散策用の遊歩道や休憩用の東屋も整備した。
園を訪れていた小林さんと高校の同窓生という日向佳紀さん=佐久市入沢=は、「こんなに素晴らしい園とはびっくりした。バラの良い香りもして心地良い」とにっこり。「6月末頃までが一番華やか。花を見ることで、見る人の心の栄養になれば嬉しい」と小林さん。園は、佐久郵便局から3百㍍ほど西に入った場所にある。

園を訪れた人から「バラの品種を聞かれることも多い」といい、品種名と特徴を書いた看板も設置している

園を訪れた人から「バラの品種を聞かれることも多い」といい、品種名と特徴を書いた看板も設置している