赤尾 美香さん(小諸高)、市川龍之介さん(芦原中)が佳作

〇…今年で23回目を迎えた「小諸・藤村文学賞」は、一般の部で東京都の石井泰子さんの『着物は無理でも』が最優秀賞に選ばれた。地元からは、高校生の部で赤尾美香さん(小諸高3年)と中学生の部で市川龍之介さん(芦原中1年)が、それぞれ佳作賞に選ばれた。(学年はいずれも昨年度)
〇…赤尾さんの作品『バカ野郎』は、敬語でつづった文体で、亡くなった父親との関係を見つめた作品。市川さんの『お婆ちゃんの猫とぼく』は、ネコ好きだった祖母とのエピソードから、生命の意味をやわらかく描いた文体が評価された。
〇…海外を含め全国から2659作品の応募があった。過去最高だった昨年よりも百点ほど少ないが、6年連続で2千点台を維持。10年以上応募を継続している人も24人いるという。
選考委員で座長を務めた作家の山口泉さん(61)は、「中学生、高校生の作品には死や老いをテーマにしたものが多く、現代を暗示しているかのようだ。これも文学賞の意義ではないか」と評していた。
表彰式は8月21日に、行う予定。