佐久市常和区で“へびっさん”で知られる山田神社は18日に秋祭りを開き、高さ15㍍以上ある大幟旗を2本立てた。今年は初めて、事前に神社氏子以外の参加者も募り、約40人が参加した。
もともとは春と秋に開く例祭の折に氏子らが幟旗を立てていたが、少子高齢化などもあって氏子が人員不足。そうした中、例祭での大幟旗立てを祭日に行うことと、3年に1度のペースにすることを決めた。また、作業する人も氏子以外の参加も可能にし、人手の確保を狙った。
この日は、神社から2本の柱と平成6年に新調した旗を区内の3号橋近くまで移動。氏子や一般参加者らが協力して一気に柱を立てた。ちなみに、立てた柱は神事が終わった後に倒している。
当日は天候にも恵まれ、神社総代の鈴木寛一さんは「信仰を問わず、地域の行事として今後も繋いでいけたら」と話していた。

さ・山田神社の大幟旗たて

40人が協力して行った大幟旗立て

さ・山田神社立てた大幟旗