佐久総合技術高校の浅間キャンパスは21日、生徒が作った農産物や花、加工品の販売会を行った。
統合前の北佐久農業高校時代から続いているイベント。販売会は、農産物の生産だけでなく、流通についても学んでいる同高農業科の食品活用コースが中心となって計画。同コースが今年度を最後に廃止になるだけに、「最後のイベント」として一丸となって準備を進めてきた。
この日は、学校で採れた食材を使って生徒が考えたレシピを基に試食品を提供。米粉のシフォンケーキやプリン、学校名から名前を付けたカスタードクリームが入っている「さっそうパン」などを配布。試食した人からは「おいしい」と評判で、レシピを生徒に聞く姿もあった。
代表生徒の天广紗弥さん(3年)は「台風が近づいていたので天気を心配したが、多くの人が来てくれた。準備の時から楽しく、思い出に残るイベントになった」と喜んでいた。

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