小諸商業高の生徒と職員が出資し、販売実習や地域交流などを行う恒例のイベント「スマイル小商店街」は21、22の両日、同校で開いた。今回が10回目。
台風の影響で悪天候に見舞われたものの、大勢の人が来場し、会場の学校は熱気でいっぱい。中でも、この日に向けて同校が「丸山珈琲」と開発を進めてきたオリジナルコーヒー「小商ブレンド」と「スマイルブレンド」の2種類を校内に設けた喫茶店で販売。来店者は、丁寧にいれた1杯をじっくりと味わっていた。

10代目社長青山隆明さん
「台風の影響で天候が思わしくなく、客足にも響くかと心配していましたが、予想以上の人に足を運んで頂き本当にうれしかったです。
節目の10代目の社長ということでプレッシャーは大きかったですが、地域の人やスポンサーの皆さんなど多くの方の協力を得て、無事に開催することができました。準備段階から、社長業は決して楽なものではありませんでしたが、貴重な経験をさせて頂いたと感謝しています。この経験は、きっと自分のこれからの人生の中で役立つものになると思います。
この節目を機に、ますます小諸商業高が発展し、地域に貢献できる学校になることを願っています」。

オリジナルコーヒーを丁寧にいれる喫茶担当の生徒たち

オリジナルコーヒーを丁寧にいれる喫茶担当の生徒たち