人口の65歳以上の割合を示す小諸市の高齢化率は現在30・2%。5年前から毎年0・6%程度増加しており、7年後には33・7%になるとみられていて、3人に1人が高齢者となる計算だ。(昨年4月時点・小数点以下四捨五入)
行政区別に見るとトップは大手区の58・6%。次いで相生区、両神区と続くが、いずれも50%を上回っている。上位の2区は市の繁華街だが、昼間の人口が少ないのが特長だ。かつては小諸を代表する新興住宅地だった両神区も、今や“ろうじん区”に転じた。
最も低いのは西八満区の17・4%。次いで東小諸区、一ツ谷区と続く。いずれも、新興住宅や賃貸住宅が増加している地域だ。
地区別でみると、高齢者人口の比率が高いのは川辺地区の38・6%。高齢化率が高い10区のうちの半分を占めている。次いで大里地区の35・1%、中央地区の32・8%と続く。比率が最も低いのは南大井地区の25%となっている。
小諸市内の高齢化率の高い区、低い区のそれぞれ10位を紹介する。

高齢化率が高い10区
①大手  58.56
②相生  52.97
③両神  50.17
④西浦  49.30
⑤諏訪山 47.95
⑥後平  47.01
⑦滝原  44.26
⑧上ノ平 43.48
⑨氷   43.18
⑩大久保 42.07

高齢化率が低い10区
①西八満  17.43
②東小諸  21.78
③一ツ谷  21.88
④谷地原  22.93
⑤ひばりヶ丘 23.17
⑥四ツ谷  23.23
⑦市    23.92
⑧八代   23.97
⑨御影   24.03
⑩諸    25.18