小諸市坂の上小3年の2クラス53人が、10~11月にかけて懐古園内で観光客のガイドを行っている。
担任の濱崎和美教諭が「小諸市に住んでいるのだから、地元の名所を説明できるようになってほしい」と、総合的な学習の時間を使い4年前から取り組んでいる。ガイドはクラスごとに交互で行う。
1日は1組が担当。三の門や二の丸跡、水の手展望台などの8カ所に分かれ、観光客に積極的に声をかけて自分たちで調べた歴史などを紹介。さらに歴史クイズや『椰子の実』のリコーダー演奏などを披露した。観光客は「懐古園にはよく来るが、子どもたちのガイドを受けたのは初めて。クイズや演奏も楽しかった」と喜んでいた。
ガイドの日程は、10月が月、金曜日。11月が5(月)、9(金)、13(火)、16(金)。

観光客に向け、懐古園の歴史にまつわるクイズを出題する児童たち

観光客に向け、懐古園の歴史にまつわるクイズを出題する児童たち