「ピザ窯の作り方教えます」―。小諸市公民館(松本文一館長)は3月10日(日)に移動式のピザ窯作りを学ぶワークショップを開く。松本館長によると「以前より利用者からピザ窯を作りたいとの要望は高かった」という待望の講座だ。
ピザ窯は自宅でも比較的簡単に取り組める簡単な作り。講師は移動式窯を考案した中村剛志さんと、東御市で古民家を活用した農園民泊「おみやど」を運営する宮下広将さん。宮下さんが小諸市の地域おこし協力隊員の鴨川知征さんと知人だったことが縁となって講師を依頼した。
当日は参加者全員で一つのピザ窯を作る。窯は大きさがおよそ幅40㌢×奥行60㌢、高さ40㌢程度で耐火モルタル製。時間は午前9時半から午後4時で、これだけの時間があればモルタルが乾燥する段階までできあがるという。完成したピザ窯は同館に置いて活用する予定。宮下さんは「従来の大きな窯ではなく、移動できるのが大きな特徴。作り方を覚えれば自宅でも取り組めるのでぜひ挑戦してみてほしい」と呼び掛けている。
昼食は、この日に作る窯と同タイプの窯を持ち込んで焼いたピザを食べる予定で、参加費は昼食代で5百円。募集期間は22日(金)まで。問い合わせは同館(電話0267・23・8880)。