佐久市布施の国道142号線と旧中山道の分去れに建つ大きな道祖神前でこのほど、佐久市観光協会望月支部(松井次男支部長)が主催し、商工会、区長会、安協など望月地区の関係者が参加して地域の交通安全を願う祈願祭を開いた。
望月地区内には様々な石仏が点在しており、「石仏の里」とも言われる。そうした中、道祖神は昭和62年3月、地域小規模事業活性化推進事業を活用して「むらおこし道祖神」の名で建立した。高さ2・3㍍、幅2・2㍍、重さ7㌧もの大きさで、「日本一の道祖神」と言われている。
観光協会望月支部の青木隆憲副支部長は「事故が一件でも起きないようにとの願いを込めた以外に、むらおこしの名の通り、望月地区の活性化への効果にも期待している」と話していた。