「小諸まちなかマルシェ」を開いたイベント実行委員の篠原暢夫さん(59)
小諸ににぎわいを作ろうと始めたマルシェも5年目を迎えました。9日に開いたイベントには、手作り品や飲食品を扱う67のブースが並び、大勢の人が集まる盛況ぶりでした。
マルシェというと屋外で開くイメージがあると思いますが、小諸のマルシェは市役所隣の「こもろプラザ」が会場で、完全屋内のため天候に左右されないのが特徴の一つ。それだけにお客さんも多く、周辺の同様のイベントと比べても、出店する人にとってある程度の売上が見込めます。一方、それ以上に出店者同士が交流できることを楽しんでくれているようで、全体の8割ほどがリピーターです。
前回からスタンプラリーを導入し、3ブースで買い物をすると賞品が当たるくじ引きを行えますが、マルシェの人の流れを商店街にもつなげようとの思いから、今回は初めて相生町商店街の割引券を賞品に加えました。実際、マルシェの帰りに相生町の店に立ち寄った人もいたようです。
今後もこうした取り組みを継続し、小諸の「まちなか」に人がたくさん来てくれるようなイベントにしたいです。