佐久市根岸にある榛名平薬草公園を、指定管理者として管理する佐久薬草研究会(橋詰寛人会長)は15日、同公園で「薬草・ハーブに親しむ集い」を開き、市内外から23人が参加した。
同研究会は発足から26年。同公園を維持管理しながら、年間で約3百種類の薬草やハーブ栽培に取り組んでいる。集いは毎年春と秋の2回行っていて、毎回、おおよそ20人前後が参加する人気のイベントになっている。
この日は薬草について学ぶ講座を開いたほか、レモンピールなど2種類のハーブを使った香り袋作りを楽しんだ。同会は7月にハーブ教室を開くほか、薬膳料理教室なども予定しており、橋詰会長は「多くの人に参加してもらい、薬草やハーブへの関心を高めてほしい」と話す。また、「公園の場所が分かりづらいという声もよく聞く」といい、「もっと広くアピールして、公園に足を運ぶ人自体を増やしたい」としている。