日本画家の渡辺幸子さんの指導で日本画創作に取り組む「可耀会」は17日から、小諸市飯綱山公園内の小諸高原美術館で、創立20周年を記念した作品展を開いている。28日(日)まで。
小諸高原美術館が開館した翌年の平成11年、小諸市出身の日本画家で日本芸術院会員だった故・白鳥映雪画伯が、日本画を志す地域の人たちに声をかけて研究会を発足したのが始まり。
その後、同美術館が主催する「まなびのまち造形講座」に組み込まれ、渡辺さん指導のもと、白鳥映雪画伯の精神性を学びながら研鑽を積み重ねている。ちなみに、「可耀会」は「何歳になってもまだまだ輝ける」という意味があるという。
記念作品展には、3号程度から50号くらいまでの大小様々な作品70点超を展示している。なかには扇子に描いた作品もあるといい、バラエティに富んだ見ごたえある展示になった。
入館無料で時間は午前9時から午後5時(最終日のみ午後3時)まで。期間中の休館日は22日(月)。問い合わせは同美術館(電話0267・26・2070)。
出品者は次の皆さん。
講師 渡辺幸子
伊藤知英子 生島澄江
笠井弥恵子 白石茂子
小山実津江 松本律子
三浦嘉子  矢羽福枝
依田丁亥子 三井厚子
中條美由紀