小諸市の美南ガ丘小の6年2組(松本由記担任・27人)は9日、衣類販売の「ユニクロ」が行っている「届けよう服のチカラプロジェクト」による出前授業を受けた。小諸市御影のユニクロ佐久北インター店の佐藤那奈子店長とスタッフの小須田恵さんを講師に、プロジェクトの内容を学んだ。
同クラスが今年度取り組む総合的学習の一環。ユニクロでは、日本国内で着なくなった服を集め、紛争などで難民生活を送らざるを得ない人たちに贈る活動を行っており、特に子ども用の衣類を募る目的で、全国の小学校に出向く特別授業を行っている。
授業では、現在世界には約6850万人の難民がいることのほか、プロジェクトのこれまでの経緯を佐藤店長らが説明。佐藤店長は「自分に何ができるか私たちも考えているので、皆さんも考えてほしい」と、プロジェクトへの協力を呼びかけた。
同クラスでは「難民に服を届けよう」と、すでに子ども服を集め始めている。今後は10月に行うバザーの機会なども捉えて、同校児童や地域に子ども服提供を呼び掛けていく。