佐久市岩村田小学校の3学年児童がこのほど、佐久市岩村田の特別養護老人ホーム「福寿園」(和田裕一施設長)を訪れ、施設に入居するお年寄りと交流した。
同校3学年が今年度、「いろいろな人と交流しよう」をテーマに取り組んでいる「楓の時間(総合的学習)」の一環で行った。3学年は3クラスあり、施設への訪問はクラスごとに3日に分けて実施した。
17日に訪問した3年2組(酒井峻担任・29人)は、6人程度のグループに分かれ、1~5階まである施設の各階を訪問。お互いに自己紹介した後は、風船を使ったバレーボールや磁石の力を利用した魚釣りゲームなど、児童が事前に考えて準備した遊びをお年寄りと共に楽しんでいた。
楓の時間ではこのほか、高校生との交流も予定しており、酒井教諭は「様々な世代の人との交流を通じて、児童たちに人との接し方を学んでもらいたい」と話していた。