河川やその周辺で草刈りやごみ拾いなどを積極的に行ったとして、佐久市の沓沢区(池田広一区長)と平賀新町区(小林一仁区長)が、県河川協会から表彰された。
沓沢区は84世帯。50年以上前から宮川の草刈りやごみ拾いを続けている。掃除する範囲は1・6㌔と長い。このため区間を半分の8百㍍に分けて、各2回の計4回実施しており、昨年の延べ参加人数は244人にのぼった。池田区長(65)は「区民全員参加の行事として定着している。高齢化の問題もあるが、今後も協力しあって継続していく」。
平賀新町区は146世帯。昭和62年から田子川の草刈りやごみ拾い、土手焼きを続けているほか、70歳以上の区民で作る「長生会」も通学路の草刈りに協力している。昨年は年4回実施したが、小林区長(68)は「特に土手焼きは灯油や火を扱うので消防団にも協力してもらい、100人態勢で飛び火などに注意している」という。