小諸市の小泉俊博市長は15日、今年度に100歳となる高齢者のうち、要望のあった4人の自宅を訪問し、祝状を渡すなどして長寿を祝った。
小諸市で今年度に100歳となるのは12人で、対象者には小諸市から祝状と祝金1万円のほか、国や県からも祝状や銀杯(国)などの品が贈られる。市長が訪問した100歳のお年寄りのうち、平原の田中ノブさんは大正8年生まれ。子5人、孫8人、ひ孫11人がおり、100歳の祝いを受け「私ほどの幸せ者はいない」と笑顔を見せた。
長寿の秘訣を問われると、「何事もくよくよ考えすぎず、いつでもにこにこして暮らすようにしている」と話したほか、食べ物の好き嫌いもないうえ、量も家族と同量を食べているという。大好物は「ラーメンとお寿司」と笑った。