佐久市田口の新海三社神社で6日、秋の例祭が開かれ、神楽殿で福島県の磐城第一高フラダンス部がダンスを披露した。
フラダンス部は東日本大震災後に長野県の宮司関係者が福島県に出向き復興支援を行った時からの縁で、松本市で毎年公演を行っていた。新海三社神社の井出行則宮司(51)に同高からの依頼があり、初めて実演することになった。9人の部員がハワイの伝統衣装に身を包み軽快な足運びで踊ると、集まった氏子や住民が一斉にカメラのシャッターを切っていた。
秋の例祭ではこのほか、子ども相撲や地元の小学5、6年生女子による浦安の舞もあった。
神楽殿でのフラダンスに井出宮司は「綺麗な踊りに見入っている人も多く、楽しんでもらえたと思う」と話していた。