小諸市市区(町田隆区長)では、市内でも珍しい「ペタンク大会」を区の主催で行っている。今年は保育園児から86歳のお年寄りまで約90人が参加し、区内に7つある常会ごとにチームを作って対戦した。
同区は以前は運動会を開いていたが、区民の高齢化などで参加者が減少。綱引き大会に切り替えたが、昨年から「世代を超えた多くの区民が楽しめるスポーツ」としてペタンクに目を付けた。
ペタンクは、最初に投げておく目標球に向けて、各チームが計6球を転がし、最も近くに球が転がったチームに点が与えられる。カーリングにルールが似た競技で、町田区長は「力よりもコントロールや戦略性が重要なだけに、どんな世代の人でも活躍できる」と話していた。