小諸市森山区の大運動会は29日に開いた。大勢の区民が集まって、夏のような日差しの下で競技を楽しんだ。
同区に8つある隣組をベースに11チームに分かれ、競技ごとに加算される得点を競った。水の入ったバケツからコップで一升瓶へ移すスピードを競う「共同の力」や、リンゴを向いた皮の長さを競う「細く長く」といった、体力ばかりを必要としない競技も多く、子どもからお年寄りまで、参加者の誰もが運動会を楽しんだ。
運動会に向けては、チームごとに各競技の参加選手を決める事前会議も行われるなど、同区にとって文字通り地域をあげて取り組む秋の一大イベント。全競技終了後に参加者全員で「森山音頭」を踊って幕を閉じるというのも、大きな特徴だ。