地域のリーダーとなる人材を育成するシニア大卒業生の「秋桜の会」(平塚長子代表)は、高齢者の交流の場として「灯の家サロン」を毎月1回開いてきたが、この10月で1周年を迎えた。
サロンは、佐久市内山の「灯乃家」と名付けた民家で開き、これまで楽器演奏や内山の歴史の勉強など様々なテーマで開いてきた。多い時には地元のお年寄りを中心に20人近く集まっている。
10月の会は22日に開き、平塚代表(78)=内山=、山﨑博さん(75)=岩村田=、新地章倫さん(66)=長土呂=、石井純子さん(63)=下越=の4人が詩吟『名鎗日本号』を披露。その後、草笛奏者でもある山崎さんが、『さんぽ』や『ふるさと』など12曲を演奏し、参加者は曲に合わせて歌詞を口ずさんだり手拍子をして楽しんだ。演奏後は、茶飲み話の時間で、サロンの感想や興味があることなどを気兼ねなく話した。
平塚さんは「健康管理や病気予防に対する関心も高くなっているので、今後は保健師なども講師に招きたい」と話す。
次回は21日(木)午後1時半から。健康体操やハーモニカの演奏がある。参加費2百円。
問い合わせは平塚さん(電話080・2020・5727)。