今年で創立40周年を迎えた小諸商工会議所青年部(大森豊也会長)は8日に記念式典を開き、現役会員のほか歴代会長など約80人が参加して節目を祝った。
式典に向けては実行委員会(清水秀臣委員長)を作り、1年をかけて準備を進めてきた。周年の記念誌として「小諸人図鑑2nd」を発行。「10年後の夢」をテーマに、現役会員の仕事内容や将来の目標をまとめた冊子も制作。当日の参加者らに配布した。
当日は、佐久市と上田市も含めた東信3商工会議所の青年部による若手後継者育成事業講演会も行い、ノンフィクション作家の清武英利さんが「『後列のひと』を描き続けるわけ」と題して話した。
大森会長は「先輩が築いた伝統があってこそ今の活動ができる。来るべき50周年に向け、伝統を守りつつ新しいことにも挑戦してさらに発展できるよう取り組みたい」とあいさつした。