「出会い、ふれあい、支えあい」がテーマの「健康と福祉のつどい」は11日、佐久市下越のあいとぴあ臼田で開き、約千人でにぎわった。
約40の団体や事業所が健康、福祉をテーマにした展示やステージ発表を行った。血圧や体脂肪、骨密度を測定するコーナーは行列ができていた。また、認知症の人と共に暮らすための地域づくりについて、特養ローマンうえだの櫻井記子・前施設長が講演した。
実行委員会の宮澤昭一会長は、「これから迎える超高齢化社会では誰もが認知症になるリスクを抱えている。昔と比べ講習会や専門のサポーター講座など病気に対する認識が大きく変わっている中、実践に基づいた貴重な講演だった」と話していた。