小諸市美南ガ丘小の6年生児童108人が25日、小諸青年会議所(JC)のメンバーなど8人の講師から、「仕事」について学ぶ授業を行った。
同校の鈴木雅幸校長が、小諸JCの新年会などに参加して交流を持つ中で、児童のキャリア教育の一環として提案した。「小諸のために頑張っているJCメンバーの思いを聞き、児童が自分の夢やこれからの生き方に対し思いを深める機会になれば」と鈴木校長。
授業に参加したJCメンバーのうち、最中の皮製造の「種兵」の土屋壮亮さんは、「仕事をするのはお金を稼ぐためでもあるが、お金を得るには商品やサービスを買ってくれる人がいなければいけない」と話し、「人のため、社会のために仕事をすることも大事。今後、友人など『人のため』に行動できる人になってほしい」と呼びかけた。