佐久地域のゴールデンウィークの風物詩として定着している「佐久バルーンフェスティバル」が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定していた5月3日から5日の開催を見送った。延期、中止などの今後の対応は今のところ未定だ。
開催予定で準備を進めていたものの、県内外から大勢の観客が訪れる催しだけに感染リスクが大きいと判断。5月の開催見送りを決めた。
バルーンフェスは開催されれば今回が28回目。延期や中止の対応は、記録を見る限りこれまで1度もない。「昨年の台風19号から立て続けにイベントが中止になり、仕方がないこととはいえ残念」と市観光課の大日方洸さん。
バルーンフェスは熱気球の競技大会で、国内で佐久市も含め5大会を開催。佐久市は第2戦目だが、4月に栃木県で開催予定だった第1戦目が12月の延期開催を決定しているため、延期となると「佐久での開催時期は、栃木大会終了後の12月以降になる」とみている。

昨年は多くの人でにぎわった