小諸市一ツ谷区の高齢者クラブ(上原義明会長)は15日、区内にあるツツジ約2百本が植えられた通学路で、分散通学中の美南ガ丘小児童の下校を見守りながら、児童たちと交流した。
ツツジが植えられている通学路は、マレットゴルフ場近くの約130㍍間。同クラブが毎年春と秋に、子どもたちの安全な通学を願って草刈りなどの手入れをしており、昨年には初めて支部の小中学生も作業に協力するなど、世代間交流も進んでいる。
今年は新型コロナの影響で、子どもたちを交えた草刈り作業は行えなかったが、ツツジが濃いピンクの見事な花を咲かせているのを見た上原会長が、「せっかくの花を子どもたちに楽しんでもらいたい」と、通学路で見守りをしながら一緒に花を楽しもうと計画。子どもたちはツツジを見て「とてもきれい」と喜び、約10人のクラブ会員と笑顔であいさつを交わしながら帰路についた。