〇…健康づくりの輪を広げる活動をしている「小諸市保健推進員」(大池真理子会長)が、「市民に健康づくりの大切さを伝えよう」と、初めてのPR動画を制作した。推進員のメンバー自らが脚本や演出を担当。たった1日の撮影で完成させた。「迫真の演技と少しの笑い」を織り交ぜた3分40秒の作品に、「自分たちの健康は自分たちで守ろう」というメッセージを詰め込んだ力作だ。
〇…不健康な日常を送る大人や、家に閉じこもって遊ぶ子どもたちを見た推進員が、キラキラの衣装に変身して市民の意識を変えていくという内容。クライマックスでは、市庁舎前に集まった大勢の市民が「小諸小唄シャンシャン体操」を踊って物語が終わる。動画投稿サイトで配信中。市のホームページからアクセスできる。
〇…発足は昭和50年。以降44年間、健康に関する研修や、家族や地域に向けて健診の啓発活動などを行ってきた。推進員は現在、市内各区の推薦を受けた165人で任期は2年。大半が女性であるため、動画では飲んでばかりの生活を送る男性役として、市保健福祉部の富岡昭吾部長が出演。〝当たり役”の演技を披露している。