佐久城山小の2年生(67人)が9日、12日に開く運動会で着るためのオリジナルのTシャツ作りに挑戦した。
児童が家庭から持参したTシャツに、10色の水性塗料をローラーを使って着色。デザインは子どもたちの自由で、個性あふれる作品が次々と完成した。「好きな水色を使って、水玉模様を描いた」という冨田凜々愛ちゃんは「作業も楽しかった」とにっこり。
完成したTシャツは、あす12日に開く運動会で披露するダンスの衣装として着用。制作には地域の人の協力も仰ぎ、北沢塗装の北沢幸人代表(48)と同社スタッフの大井隆広さん(39)、北沢代表の妻で洋裁店を営む優紀さん(48)が指導した。「運動会を盛り上げたいという思いで企画した試み。世界に1つしかないTシャツを着て発表することで、子どもたちの思い出になればうれしい」と2年1組担任の多田将希教諭(35)。