今年度の小諸市の最高齢者は、現在107歳の甘利さとさん。21日に小諸市の小泉俊博市長らによる長寿の祝賀訪問を受け、長寿の秘訣は「好き嫌いなく何でも食べること」と話した。
小諸市で今年度100歳を迎えるのは29人。この日、小泉市長が長寿祝いで足を運んだのは、甘利さとさんと男性最高齢者で102歳の甘利一晴さんのほか、100歳を迎える人のうち要望があった3人の計5人。
甘利さとさんは現在、小諸市の特別養護老人ホーム「愛灯園」で暮らす。甘利さんは大正2年生まれ。佐久市常田から小諸市乗瀬に嫁いで農業に従事した。子は3人、孫は5人、ひ孫が3人。好きな食べ物を問われると「嫌いなものはない」と即答したが、長男の実さん(71)=小諸市乗瀬=によると、「イクラのしょうゆ漬けが特に好きだし、ビールも好きですね」とか。