臼田地区の7つの保・幼稚園児とその保護者が互いに描き合った似顔絵を飾る展覧会を12月7日(月)まで佐久市田口の川村吾蔵記念館で開いている。同展は今年11回目。「園児の作品を飾るケースはよくあるが、保護者の絵も一緒に飾るのは珍しい企画」といい、「毎年多くの人が鑑賞に訪れる」という人気の展覧会だ。
同展はJA佐久浅間「佐久うすだ支所」が主催で、同支所が臼田地区の園を通じて作品を募り、応募があった作品を展示。例年は、まず同支所の田口店で飾った後「より多くの人に見てもらおう」と川村吾蔵記念館でも展示していたものの、今年は新型コロナの影響で同館でのみ行う。
「特に個性が現れるのは保護者の作品」と話すのは同支所の須田利一支所長(56)。「プロ顔負けの画力の作品の一方で、漫画風の味のある作品もあったり…。保護者は大変な作業だと思うが、その分見ごたえがあって、楽しめる展覧会」と来場を呼び掛けている。
作品展示は、30日(月)までが▽青沼▽佳里▽佐久南の3幼保育園。12月2日(水)から7日(月)までが▽田口▽里曲(さとわ)▽臼田▽切原の4保育園。1日(火)は休館。展示点数は合計169点。
観覧時間は午前9時から午後5時。入場無料。問い合わせは同館(電話0267・81・5353)。