小諸北佐久シルバー人材センターが、新会員の獲得をねらいにこのほど開いた「シニア世代の女性いきいき講座」には、小諸市や御代田町などからシニア世代の女性が参加。「垢抜ける旬顔メイク」をテーマに、エステのプロからメークのコツを学んだ。参加者は「明日からメークをするのが楽しみ」と心を躍らせた。
この日のメーク講座は、特に女性向けにシルバー人材センターをアピールしようと計画し、主に非会員の5人が参加。講師は、長野市でコスメサロン「アイーシャ」を経営する市川愛子さんと母親の順子さんの2人が務めた。市川さんは、参加者の「眉がうまく描けない」「自分に似合う化粧品の色が分からない」といった悩みに対し、プロの観点から「自分でできるメークのコツ」をていねいに教えた。
御代田町から参加した内堀美保子さん(70)は、「最近はコロナ禍で外出機会も減り、メークもほとんどしてなかった」といい、「プロの話は目からうろこのことばかりで、参加してよかった」と喜んでいた。
講座は、県シルバー人材センター連合会が主催する「高齢者活躍人材確保育成事業」の一環。小諸北佐久センターとしては初の試みで、講座を通じてセンターの事業内容を広く周知するのがねらい。