小諸市のブルーマリンスポーツクラブでエアロビックを学ぶ甘利真那さん(17)=和田=と、小原理子さん(13)=上田市=が全国大会に出場する。
エアロビックは、音楽に合わせた様々な技やしなやかな動きを組み合わせた演技を、技術、芸術、難易度の合計点で評価する競技。
岩村田高2年の甘利さんは、小学1年から始め競技歴は10年以上。昨年12月に全国大会予選を兼ねた富山オープンに出場し、17歳から44歳までの「シニア2」のクラスで自己ベストを出して優勝。「難易度の高い技に挑戦し、少し失敗した部分もあったが楽しく演技できた。1位と知った時は驚いたがうれしかった」と振り返る。
全国大会は国内最高峰の「スズキジャパンカップ全日本総合エアロビック選手権大会」で、11月に東京都で開く予定。演技構成は変えず、「さらに精度を高めて自己ベストを更新したい」と練習を重ねている。
2歳から続けている上田第三中3年の小原さんは、富山オープンで11歳から13歳の「ユース1」のクラスで自己ベストを更新したのものの結果は4位。しかし、繰り上げで24日に映像審査で行う「ジュニアオリンピックカップ全国エアロビック選手権大会」の出場が決まった。「全国大会は憧れの舞台。最期の挑戦で夢が叶った」と出場を喜び、「3位入賞が目標」と意気込む。

甘利真那さん

小原理子さん