小学生など30人参加 アマビエ」の絵も炊きあげ 下越区第2、3常会

佐久市下越区の第2、3常会は10日、千曲川近くの畑を会場に行った。育成会やPTA、区民有志が中心となって70年以上続けている。
当日は約30人の小学生や保護者らが参加。今年は強風で矢倉が倒れ、前日に作り直すといったハプニングもあったが、小学5年生と1年生、4月から1年生になる子どもが、約4㍍の矢倉へ点火した。中には子どもたちが色を塗った「アマビエ」の絵もあった。
例年は会場で豚汁の振る舞いがあるが、今年は中止。それでも子どもたちは点火時間の30分以上前から集まり、近くの小川で遊んぶなど元気いっぱいだった。

 

矢倉は高さ5㍍ コロナ感染拡大防止願う 駒込区

佐久市駒込区(小平嘉之区長)は11日、同区公民館で開いた。コロナ禍の影響でできるだけ区民の参加は控えてもらうなど規模は縮小したが、区民が持ち寄っただるまや正月飾りなどで高さ5㍍ほどの矢倉を組んだ。
矢倉には「コロナ感染症拡大を防止しよう」と書かれた書も掲げられ、参加者は「この煙に乗ってコロナがどこかへ行ってしまえばいい」と話しながら、燃え上がる炎にコロナ早期収束の願いを込めた。
小平区長は「地域の伝統行事を無事に行えて良かった」と胸をなでおろしながら、「子どもも少なくなっているが、いつまでも続けていってもらえたら」と話していた。