のざわ商店街振興組合(三石仁理事長)はこのほど「小学校生活の思い出に」と、野沢小学校の6年2組の児童と合同で制作したエコバッグを同校の6年生全員に贈った。
6年2組(松井佑太郎担任・29人)は、「地元のために何か役に立つ活動をしたい」と、「野沢のために」をテーマに学習。地元の野沢商店街のPRをねらいにチラシを制作したほか、健康や食などをテーマに、3つの班に分かれて学習を進めてきた。
中でも、「商店街PR」を担当した児童たちは実際に商店街へ足を運び、商店主に聞き取り調査。調査に訪れた児童から取り組みの内容と思いを知った「ナカカツ」店主の市川哲央さん(42)が「私たちも協力したい」と申し出たことがエコバックの制作につながった。
エコバッグには、学習の一環で児童たちが考案した商店街のイメージキャラクター「コンくん」などをプリント。「ナカカツ」への聞き取り担当だった6年2組の松本実桜さんは「思いがけない申し出があって本当にうれしかった。頂いたエコバックは大切に使いたい」と笑顔を見せた。