小諸市消防団(青木春美団長)は、地域防災力の向上や団員確保に尽力したとして、消防庁長官から「消防活動等地域活動表彰」を受けた。
令和2年度は全国で18団体、県内では小諸市と原村が受賞した。3月10日に長野市で開かれた県消防協会の理事会で伝達され、賞状と団旗に取り付ける徽章付きの竿頭綬(かんとうじゅ)を受けた。
小諸市消防団は、3月末現在で840人(定員850人)の団員がいるほか、女性班もある。7つある分団では積載車を使った広報活動を毎月行っている。
受賞は初めてで、青木団長は「先輩たちから受け継いできた活動が評価されたのはうれしい。今後も市民の安心安全のため、誠実な態度で取り組み、信頼してもらえる消防団を目指したい」と話している。