JA佐久浅間管内でブロッコリーの出荷が始まっている。同JA管内でも小諸市のブロッコリー生産量は県下で1番といい、中でも南大井地区からの出荷量が多い。26日、あさま西部営農センター南大井事務所の予冷庫では2・4㌧ほどの出荷を受け付けたが、最盛期は6月下旬ころで、日に20㌧近くが持ち込まれるという。
同JAはブロッコリー生産の拡大を計画しており、令和2年度に19億2600万円だった市場販売額を、今年度は22億円まで伸ばしたい考え。また、作業省力化に向けた生産者の要望を受け、これまで別々にまいていた元肥と微量要素肥料を配合した新しい専用肥料を開発し、今年2月から販売を始めている。
26日、朝4時半から収穫作業に励んだ竹内政夫さん=御影=は、この日だけで約350㌔を出荷。「品質には自信がある」といい、今後、1町6反ほどの畑で11月ころまで生産が続くという。