佐久市岩村田の夏の一大行事「祇園祭」は、今年も新型コロナの影響でみこし練りが中止となり、2年連続で、若宮神社境内の八坂神社前で神事のみを行った。
この日は、岩村田神社総代会(土屋彰会長)のほか、岩村田連合商店会や地元区長、みこしの担ぎ手など約30人が参列。祇園祭で行う通常の祝詞に加え、「一日も早いコロナ退散」を願う祝詞もあげた。
土屋総代会長は、「子どもたちにとっても思い出のない夏は寂しいと思う」とみこし練りの中止を残念がりつつ、「コロナに負けない体を作り、来年はぜひとも盛大にできれば」と期待を込めた。