JA佐久浅間女性会「フレッシュミズ部会」は29日、「地域の先輩から佐久の味を学びたい」と、同女性会から上原悦子さん(73)と松本美智子さん(73)を講師に迎え、炭酸まんじゅうづくりに挑戦した。
「昔は墓参りの時には必ず家庭で作った」という炭酸まんじゅう。地粉と重曹、砂糖、サラダ油、牛乳などを混ぜて練った生地にあんこを包んで蒸し、昔懐かしい一品を完成させた。
講師の上原さんと松本さんは、これまで数多く作ってきた経験から「蒸す時は中火以下で。強火だと生地が割れてしまう」とか、「材料の牛乳は水でも構わないが、子どもに食べさせる時は牛乳の方が栄養価が高くて良い」などとアドバイス。同部会の亀谷佳奈会長(38)は「食べることはあっても自分で作ったのは今回が初めて。思った以上に簡単に作れたので、家庭でも挑戦できそう。今度ぜひ子どもと一緒に作ってみたい」と笑顔を見せた。