13回目となる市民参加型の「こころのミュージカル」は13(土)、14(日)両日に佐久市コスモホールで開く。公演本番を間近に控え、練習は一層熱を帯びてきている。
今年のミュージカルは、佐久の先人の一人で「五郎兵衛用水」を作った市川五郎兵衛を題材にした「黄金の群れ―水の調べは明日への扉」を披露する。芝居や歌、タップダンス、バレエ、殺陣など様々な要素が盛り込まれた公演になるという。
24日に佐久市臼田の「臼田館」で行った稽古では、芝居の流れを追いながら、セリフやダンス、出演者の立ち位置の確認を行った。演出を務める佐久市文化事業団館長で芸術監督の奥村達夫さんは出演者に対し、「もっと歌に感情を込めないと客に伝わらない」「いつもの自分ではない感情を出して」など、細部にわたって演技指導した。
13日は午後6時開演。14日は午前10時半からと午後3時からの2公演行う。チケットは2500円(前売り2千円)。佐久市コスモホールのほか佐久市役所観光課、佐久平交流センターなどで扱っている。問い合わせはコスモホール(電話0267・82・3962)。