小諸市千曲小の1年生10人と2年生23人が28日、小諸市氷区で前田重雄さんが運営する「氷風穴牧場」を訪れ、同牧場で飼育するヤギやニワトリとのふれあいを楽しんだ。
生活の授業の一環で、身近な動物と関わりながら命の大切さを感じてもらうのがねらい。昨年までは県動物愛護センター「ハローアニマル」に出かけていたが、「氷風穴牧場」が通学区内にあることから、地元にも動物とふれあえる場所があることを知ってもらおうと、今年は行き先を変更した。
子どもたちは、同牧場のヤギの好物というニンジンやクワの葉を手に、恐れることなくヤギに近づいてエサやりを体験。人懐こく近寄ってくるヤギも多く、あちこちから歓声があがった。
牧場を運営する前田さんは、「地元の小学生が来てくれるのはありがたい。今度は家族で一緒に遊びに来てほしい」と話していた。