小諸市一ツ谷区の公民館が、介護予防健康教室として立ち上げた活動の一つ。今年13年目になる同会の会員は60代から80代の8人。月2回集まり、フラダンスの練習を通して健康維持や交流を楽しんでいる。
区の公民館祭りやJA佐久浅間女性会のフェスティバルなどで活動の成果を披露。先月上旬に開かれた小諸市の公民館祭りで久しぶりのステージに立ち、緊張感と達成を味わい気持ちを新たにした。
発足時から長く、佐久市浅科の大橋瑞枝さんの指導を受けていたが、6年ほど前からは同区の柏木シゲ子さんがインストラクターの資格を取得し指導にあたっている。
最高齢は羽田治子さん。「88歳になった」と言うと、背筋が伸びシャキッとしている容姿や話し方からか「え、うそでしょ」と仲間たちが驚く場面も。羽田さんは「寝たきりにならないように一緒に頑張ろう」と、大橋さんから声をかけられたことが今も記憶に残っている」と言い、例会に参加すると仲間からエネルギーをもらえると笑みを見せる。
代表を務める柏木ちづ子さんは、「コロナ禍で練習が出来ない期間があり、フラダンスは自分の生活に必要な時間だと再確認した」と話す。
来年4月に同門が集う発表会出演が決まっており、「目標を持って練習することでより真剣に取り組みメリハリもでる」と会員は言い、「細く長く続けていこう」を合言葉に練習に取り組んでいる。
メンバーは次の皆さん。
▽指導 柏木シゲ子
青木町子 上原けさみ
柏木ちづ子 柏木充子
滝沢明子 田中美智子
羽田治子