全員で演奏できたことに感謝 小諸東中吹奏楽部
小諸高校吹奏楽部(掛野桃花部長・34人)と小諸東中吹奏楽部(佐伯美音部長・62人)が、このほど開いた「日本管楽合奏コンクール」で両部とも各参加部門で最優秀賞に輝く活躍を見せた。
小諸東中の吹奏楽部は、同コンクールが参加人数に制限がないため、現在は引退した3年生も含め「62人の部員全員で演奏できる」という点もあって出場を決めたという。
今年度は、佐伯部長のほか塩川咲楽さんと坂部直音くんの2人の副部長を中心に部をまとめ、「意進―1人1人が意志を持ち、音と心を合わせて進もう」をスローガンに練習に取り組んできた。
最優秀賞の受賞に佐伯部長は、「全国のレベルは高いと思っていたのでうれしかった。部員全員で演奏できたことに感謝している」と喜んでいる。

 

今後の活動に弾み「さらに上を目指す」小諸高吹奏楽部
小諸高校吹奏楽部は、高校生大編成の部に出場。平成16年以来の出場で、最優秀賞は参加40校中14校に贈られた。ちなみに、平成16年の時も最優秀賞を獲得している。
審査は録画で行われ、同部は9月23日に開いた3年生の引退演奏会での演奏を録画して応募。掛野部長(2年)は、「先輩たちや応援してくれている保護者への感謝の気持ちを込めたので、思いがあふれる過去最高の演奏だった」と振り返る。また、「3年生の偉大さを改めて感じた。今回の受賞を弾みにして、先輩たちを超えていけるよう努力する」と意気込んでいる。