臼田地区7つの保育園と幼稚園の園児と保護者が互いの顔を描き合った似顔絵作品を飾る「未来の巨匠展」は、9日(木)まで佐久市田口の川村吾蔵記念館・多目的室で開いている。
今回12回目を数える恒例の展覧会。親の顔を描いた園児の作品は、子どもらしさがあふれる微笑ましいものだが、より個性が表れていたのは親が描いた作品の方。中にはプロ並みの作品もあって、「園児の親世代は、イラストや絵画の制作に子どものころから身近に触れてきた世代かもしれない。どの作品も個性や特徴があって楽しく観賞できる」と同館の田中好文館長。
同展は途中展示替えを行い、▽臼田▽切原▽里曲▽田口の4保育園は昨日2日で展示を終了。きょう3日(金)から9日(木)まで▽佳里保育園▽青沼保育園▽佐久南幼稚園の3園の親子の作品を飾る。
観覧時間は午前9時から午後5時。火曜休館。観覧は無料。問い合わせは同館(電話0267・81・5353)。