小諸市諸の工房で活動する、チェーンソーを使った木工作家の饗場良夫さん(65)は11日、小諸駅前の停車場ガーデンで、チェーンソーアートの実演と商品販売会を開いた。
饗場さんは、数年前から同ガーデンの依頼で、この時期に実演販売を行っている。手がける作品は、クマやフクロウをモチーフにした作品が多いが、中でもフクロウは、「福郎」「不苦労」といった語呂合わせもできることから、縁起物として制作依頼が多いという。
饗場さんがガーデンの一画で作品を作り始めると、チェーンソーの大きな音が来場者の関心を集め、多くの人が見学。縦横無尽にチェーンソーを動かし、木材がみるみる作品に変わっていく様子に、スマートフォンのカメラを向ける人も多かった。